記事の内容
何のためにその親を選んだのかーそこに運命の鍵があった。
私たちの記憶は自分が勝手に作っている
この数ヶ月間、私は『親との関係』を見つめ直すことにより、自分の人生のミッションを知る・・・というプログラムをの開発に取り組んでいました。そうしているうちに父が他界し、もう何十年もゆっくり話をすることがなかった兄弟やら従兄弟やら、親戚から沢山の思い出話などを聞いていて、つくづく感じることがあります。
それは、実際に自分の親がどういう人間であったかなどというものは、イリュージョン(幻想)であって、その時そのときの自分がその人をどう見て、どう感じて、どう解釈していたかという完全に孤立した自分の物語なのだなあということです。
記憶って実はすっごい曖昧なものだし、実際に何があったかとかではなく、何をどう感じたか・・・ということを覚えていることがほとんどなんですね。
だから、時間とともに、その感情から作り上げた別のストーリーが出来ちゃったりしてるんです。
ちょっと話はそれますが、私は大学の卒業式に寝坊して出れなかった記憶があって、それ自体は事実なんだけど、
私の記憶では遅れて学校に行ったものの、誰にも会えなくて寂しい1日を過ごしたと思ってたんですね。
先日、大学時代の友人に久しぶりにあったら、『昔の写真が出てきたの〜!』と言って、見せられたのが卒業式の写真。
ホテルの部屋を貸し切って大騒ぎしている懐かしい面々の中に、私の顔が?
あらら・・・・1人寂しい1日を過ごしたはずが?(笑)
大学のときの記憶でさえこれですから、子供時代の記憶なんて、もうほとんどが噛み合いません。
今回兄と話していて、飼ってた猫の親子の名前まで入れ替わってました。いったいどっちがどっちだったのか(笑)
そんな記憶はどうでもいいことなんですが、親に関する記憶は、強力です。
それが正しいか正しくないかということではなく、自分が子供のときに親をどう解釈したのか、によって私たちの人生で体験する出来事が変わってしまうのですから!
記憶と解釈が私たちの現実を変えてしまう理由ー「私」を理解するのに一番大切な役割をしている親の影響
さて、私たちの記憶がかなり良い加減なのはご説明したとおりですが、なぜそれが私たちが今体験している現実を変えてしまうのかというお話をしたいと思います。80年代に大ブレイクした引き寄せの法則とか、思考は現実化するの原理だとかの宇宙の法則もさることながら、一番なのは、私は誰なのかということだと思うのです。
誰というのは、親から名前をつけられ、教育され、今日の私たちが出来上がる以前に、いったい何をしにこの世の中にやってきたか?という所です。
そして、それは、実は親をどのように受け止め、解釈してきたかということにほぼ、全ての情報が隠されているのです。
もちろんその後の人生に起こったこともヒントではありますが、自分が最高の学びを得られるために選んだ両親という存在。多くの場合はネガティブな経験が必要であり、それをどのように転換して行くかで、大きく変わっていくのです。
いや、なんで初めから『これをやるために生まれてきたのよ』と教えてもらえないのかと思ったこともありますが、考えてみればそんな風にはじめから言われたところで、その通りに生きるのもつまらないものですし、本や人のいうことを聞いて『あーそうそう。その話ね』とかわかった気になっったことって99%が実はわかっていないことに後から気がつきます。
なぜなら、私たちは自分自身のカラダで経験しないことは、本当の意味ではわかってはいないし、『わかった気になる』こと自体が実は真の理解を遅らせるのだと思います。
だから、本当の意味でそこにたどり着くにはまず、全ての記憶を失い、一度まっさらな状態から始めることがとても大切なのだと思うのです。
脳内の親から解放されれば未来は思い通り
実は、この親との関係・・・を見つめ直すのに多いなる背中押しとなったのは、この本。
無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り!でした。
この本は、まさに自分の『脳』の中にいる親との関係を作り替えることの大切さを説いているのですが、この本の中にユダヤ人の精神学者ヴィクトールフランクルの研究について書かれていおります。
ホロコーストの強制収容所において過酷な仕打ちの中でも最期まで生き残った奇跡の生存者たちの大きな1つの共通点。
それは、今目の前に起こっている困難を超えた先に自分のミッションを見出している人々だったということなのです。
私はこの話に大興奮しました。人生のミッションを生きることがどれだけ大切なのか・・・についてずっと語りかけてきたわけなのだけど、昨今ある出来事から、『私ってこのことにこだわり過ぎ?』と思ったりもしたのです。
しかし、梯谷先生は、すごかった。
むしろ、人生の目的を生きない限り、コロナで死ぬぞくらいの勢いで・・・(汗)
あらゆる面においての生き残り。つまり病気や健康、ビジネス界においての生き残り、恋愛や結婚においての生存(?)も同じことだと説いている。
『やっぱりそう!』と何度もうなずきながらこの本を読み、私はもう2度と迷わないと心に誓ったのでした。
ユダヤ人の記憶?
ちょっと余計な話かもですが、私もユダヤ人でこの時期に生きていたのでは?と思うような記憶があって・・・。
子供の頃から本当によく見る夢なのですが巨大な悪の組織みたいな敷地に紛れ込んでしまい、とにかく『見つかったら殺される』という感覚で、ビクビクしてるんですね。
ダイハードみたいなビルのときもあれば、ゾンビの地下組織みたいな時もあるし、街全体が危ないというパターンもあるのですが!
つい最近、『私が本当に怖くて逃げているものは何?』と尋ねて夢に託したところ、広大なドームのようなものに、ダビデの星が刻まれている夢を見たのです。いや、まあ昔見たシンドラーのリストとかの映画とかの影響かもしれないですけどね。
こういうのも脳内記憶だと思います。
事実はある意味どうでも良いというか、わからない。でも、今現在、私の中に、ユダヤ人の記憶があるということだけを扱えば良くて、それが私の人生にもしネガティブな作用をしているのであれば、それを書き換えれば良いと思うのです。
私はそれより、私の中にあるその記憶が、もしかすると色々なシンクロを呼び、梯谷先生の本にもたどり着けたのかも?という方に興奮してます。
脳内の親から解放されたら、使者としか思えない人物ーユダヤ人Hariさんとのミラクルな出会い
シンゾーさんのお父さんが再び現れる
さて、その梯谷先生の本に感銘し、私はzoomで行われたいくつかのミニ講習会に出席しました。
セルフ・イメージプログラミングというもので、毎月テーマを決めて行われているのですが、2度目に出席したときのテーマは『お金と成功』でした。
梯谷先生の全てのワークは、本当の自分を生きているか?というところに尽きるわけなのですが、それに付随して、もし自分が成功して、今の年収をはるかに超えるような収入を得たいのであれば、そのような結果を出している人と会う機会を作っていますか? という質問があり・・・・
私たちそういえば、最近誰にも会ってないよね!と話し、家のすぐ近くにまるでフォーシーズンホテルのお庭ですか?と見間違うほど素敵なプールつきの大豪邸に住んでる、若きユダヤ人の大富豪- JOEのことを思い出しました。
そういえば、最後に会った時彼女と別れたばかりで寂しそうだったし、誰か紹介出来るかもね?と思い早速連絡してみることにしました。
JOEに連絡をすると、第一声が『今ちょうど、彼女とShinzoとAsamiの話をしてたところなんだよ。土曜日家に来ない?』と言われました。
良かった!新しい彼女が出来たのね。それは楽しみ。3ヶ月ぶりかな?
土曜日になり、朝マーケットで仕入れたお魚を手にJoeの家に向い、玄関を通り抜けてまたまたホテルのロータリーのような駐車場に車を止めると、どこかで見たことのある初老の男性が、車を止めJoeの彼女らしき人とハグをしていました。
『あ!シンゾーのお父さんだ』と私が叫んだのは、その直後。興奮して駆け寄るとその彼はカラダいっぱいで微笑みながら私たちに手を広げ、『 Hello my friends from beach. ハロー。海辺の友達!!』と言い、大きなハグをしてくれました。
その朝のことです。私たちはいつものようにボールドウィンビーチを歩いているとその男性を見かけ、マウイのビーチで巡り合う人たちが互いにそうするように、手を振り合いました。そして私は気がついたのです。
「覚えてる?一年前にシンゾーさんのお父さんが亡くなったとき、お父さんの顔があの男性の中でニッコリ笑ってたの。」
そう。私はシンゾーさんのお父さんには会ったこともなかったのですが、お父さんが亡くなった次の日に、写真で見たその最後のお葬式の顔が、目の前でニコニコ笑ってるHariさんの顔に映った瞬間に足を止め、シンゾーに話したのです。
そしてなんとHariさんは、Joeの新しいガールフレンドのお父さんだというではないですか!
私はこのシンクロに興奮して「去年、シンゾーのお父さんがあなたの中に居たんです!」と自分の名前も名乗る前の第一声がこれでした。
Hariさんはそんな奇妙な私の挨拶に、ただニコニコと笑いながらこう答えました。「ははは。そうだろうね。私はものすごく空の状態なのだよね。だからお父さんが入ってきたとしても不思議はないね」と答えました。
Joeとの静かなディナーパーティのつもりが最終的にそれこそユダヤ人の大富豪たちが次々と現れる、大パーティに拡大していったの驚きでしたが、それからのHariさんとの展開はまさにミラクルでした。
Hariさんのライフワークは、私達の未来でした!
この日以来、私達は毎日Hariさんと会うことになります。
本当に毎日です。会うのはいつものボールドウィンビーチなのですが、
待ち合わせているわけでも、時間を決めているわけでもなく、
これ以上のシンクロがあるのか?と思うほど、。朝早く行こうが、9時に行こうが、夕方に行こうが、かならず同時期に到着するのです。
話しているうちにわかったことなのですが、Hariさんは、マハリシヨギと、TM瞑想を世界中に広げ、一時はNYのベストセラー作家である精神科医の先生でした。私たちが昨今気がついた両親と自分の人生との深い関わりに関して、もう20年も前に著書に書かれていました。
私たちは毎朝、Hariさんと海辺を歩きながら、両親の話、運命の話を交わしました。私は、その時、介護を放棄して95才の父を1人東京に残してマウイに戻ってきた矢先だったことや、過去にたくさんの未完了の感情があったことを1つ1つ解消していく運びとなりました。そして不思議なことに、日を重ね度に電話口の父の声は元気になっていきました。
ホロコーストの生存者だったHariさんのお母さんとの強烈な対話に学ぶー本音を言える家族関係の大切さ
そんなある日のことです。私はめずらしくパートナーのシンゾーさんと言い合いになったことがあります。
基本的に私たちは認め合っているので、過去8年間で、こんなモードは3回くらいしかないと思います。きっかけはある人に対して、シンゾーさんが思っているネガティブな感情をはっきりと言わなかったことに対して、私がなんでそんな曖昧な言い方をするのか? なぜそう誤魔化すのか? などとシツコク攻めたことにより、シンゾーさん切れる(汗)
私は自分の中に強烈で破壊的なシヴァを踏んづけるカーリーのような性格があることを自分で実は恐れているので、言うだけ言って落ち込んでおりました。
この日初めて、Hariさんが海に現れません。
私は海の中を泳ぎながら、ずっと自分の性格をダメ出ししてみたり、いやでも、これが自分の良いところでもあるのだし、自分らしく生きるのに躊躇するべきではないのかとか、行ったり来たりしながら考えてました。
1キロほど泳いだところで、ふと思いました。『私自分にダメ出しするのやめよう。って決めたはずだし、これは私の本当の優しさのはず!人の反応で自分を曲げるのはやめよう!』と
海からあがると、Hariさんがそこに立ってました。
いつもと変わらず、全身を神々しいまでの笑顔に包んで私たちを迎えてくれました。
その日Hariさんが突然こんな話をしたのです。
私の本を読んでくれてありがとう。でもあの”Making peace with your parents”には、実は書いてない話があるんだ。
あれを書いた時点で、父とは平話な関係を築けたのだけど、実は母とはそのずっとずっと後までそれが出来なかったんだよ。
私の母は、ホロコーストの生存者でとにかくパワフルな女性だったんだよね。
生まれた家はハシディック(超正統派の、全員真っ黒な服に、帽子以外の服装を許されないー)で、自由な心を求めていた私にとっては、あまりに対立することばかりだったんだよ。
母が80を過ぎた頃・・・私はやっと心の底からの本音を言えたんだ。
『お母さん、私は若かった時、あなたを殺してやりたいくらい嫌いだったんだ』と
その後、母がなんて言ったと思う?
しばらく沈黙して・・・
『そうね。私もそう思ってたわ』と
そこでHariさんとお母さんは二人で大爆笑し、生まれて初めて心からハグをし、その時はじめて平和な関係になったのだと。
家族は時として、本当に正直に、相手がどう思おうと、心の底から思っていることを言える関係ではないと、本当の意味の愛情は育たないんだよ・・・と。
私はなぜ突然Hariさんがこの話をしてくれたのか、頭ではわからなかったけど、私の魂ははっきりとその意図を告げてくれました。
私は家に戻り、もう耳が遠くて電話の会話もままならない父にファックスをしました。
幼少の頃から怖くて口も聞けなかった父が、晩年には、私に本当に言いたいことを全部言わせてくれまで長生きしてくれた。
『パパ、今まで本当に色々なこと言わせてもらったけど、本当はパパが生きていてくれる。それだけで私は心から嬉しいとずっと思っていた』と。
これが私から父に送った最期のファックスでした。
両親と幸せの関係を作るのに、遅すぎることはない
この記事の最期にお伝えしたいのは、実は両親との幸せな関係を作るのに、遅すぎるということはないのです。
今あなたがもう60歳や70歳になっていたとしても、あるいは、お母さん、お父さんが既に亡くなっていても。今からでもその関係を変えることが出来ます。
そして、変えることによって、私たちの過去の記憶が塗り変わり、未来がその瞬間に変わっていくのを体験すると思います。
『昔は色々あったけど、今は仲よくやってるし、今さら掘り起こすようなことじゃない』という方も居るかもしれません。いや、そうではないのです。
今がどんなに仲良くても、何の問題がないとしても、もし心の中のどこかで傷ついたり、わだかまりが残っていることがあるとした・・・・子供時代のこととして片付け、大人のふりして笑ってすませないで、一つ一つ大切にその想いでをちゃんと見つめ直し心の底から塗り替えて欲しいのです。
具体的に言えば、それを許し、さらになぜそれが起こったのかの本当の意味がわかるまで目を逸らさないことです。
そのことで、自分の未来が驚くほど開けるのを実感されること、間違いなしです!
























